いきなり暑くなったので急いで夏バテ防止について調べた。ポイントは食事、運動、睡眠。
こんにちは、寝てタイガーです。
ずっと続いていた曇り空が晴れた連日最高気温30度越えの日が続いています。
今年の夏も暑そうです。
まだ余力のあるうちに夏バテ対策についてまとめました。
夏バテとは
いまさらながら「夏バテ」とは、高温多湿の夏に体が対応できなくなり、体がだるかったり、食欲不振になるなどの夏におこる体の不調のことです。
調べてみるとサイトによって原因についての言及が異なるので一概にこれが理由ですとはいえないようです。
原因としては、
- 暑い屋外と冷房の効いた室内を行き来する→自律神経の乱れ(体温調節のために自律神経が働く。自律神経を管理しているのは脳なので脳がエネルギーを使いすぎ、疲労してしまうことも夏バテの原因といわれる)
- 普段汗をかく機会が少ないことによる汗腺の減少
- 冷たい麺類ばかり食べて、ビタミンやミネラルが不足しがちになる
- 冷たいものばかり食べて胃腸の消化能力が落ち、必要な栄養素が吸収できないくなる→水分、ビタミン、ミネラルの不足
最近では、屋外と屋内の温度差だけでなく、「体内の温度差」が原因となる場合が増えているという専門家の指摘もあるようです。
そんな温度差のなかでも一番注意したいのが、下半身だけ冷えがちの場合です。冷え性の70%以上が「下半身型冷え性」だといわれていますが、運動不足や加齢、室内で座ってばかりいる生活が続くと、お尻の周囲の筋肉が固まってしまうことがあります。すると、下半身の血管が収縮してしまい、温かい血液が下半身に行き届きにくくなってしまうといわれています。その場合に足の指先は、深部体温や脳に比べて10度以上も低い状態になってしまうこともあるといいます。 そんな状態になると、温かい血液は上半身ばかりに届きがちです。すると、下半身は冷えているのに上半身だけは熱がたまってしまう「うつ熱」になる場合があるのです。うつ熱は、高温・多湿・無風という状態で起きがちで、病気などによる発熱とは異なり、放熱がうまく行われないことなどによって起こります。うつ熱になるとボーッとしたり、だるさを感じるなど、夏バテの典型的な状態に陥ってしまうのです。
夏バテチェックリスト
15問のチェックリストで夏バテ度が診断できます。
質問項目ごとに回答がYesの場合の点数が設定されていて、その点数の合計で夏バテ度が分かります。 詳細な点数はリンク先を参照ください。
- 夏はどうしても食事をつくるのが面倒になる
- このところ、同じようなものを繰り返し食べている
- 食事はあっさりしたものやのどごしのよいものばかり食べている
- 暑いので、つい火を使わない料理が多くなる
- 夏になってから、どうも食が進まない
- のどが渇くので、ジュースや炭酸飲料などを1日に1リットル位は飲んでしまう
- 食欲がないときの食事はすいかやアイスクリームなどですませることがある
- 夏バテ防止に焼肉、うなぎのかば焼き、豚カツなどをよく食べる
- 日中は暑いので動く気がせず、家でダラダラと過ごしている
- 汗をかかないように、水分はできるだけ控えている
- 暑さに弱いので、部屋はクーラーをガンガンきかせている
- 寝苦しいせいか、寝不足の日が続いている
- 夜遅くまで、テレビを見たり、ビデオ鑑賞や読書を楽しんでいる
- 昼食を抜いて、少し涼しくなる夜にまとめて食べるときが多い
- 夏の晩は、仕事帰りにビアガーデンに立ち寄ることが多い
診断の結果またかろうじて夏バテにはなっていないようです。
夏バテ対処法
食事
- 栄養価の高い食品を食べる
- 夕方以降のカフェインは控える
- 体を温める香辛料をとる(カラシ、コショウ、ショウガ、唐辛子)
- 体を温める野菜を食べる(かぼちゃ、玉ねぎ、ニラ、ネギ)
- 食事の中に味噌汁などの温かい品を追加
運動
- 冷房の効いた室内では太い血管が集中している首、手首、足首を時々回して血流をよくする
- ウォーキングやジョギングなど軽い有酸素運動を習慣にする(階段を使う、1駅歩く、早足で歩く)
睡眠
- 就寝1時間くらい前に入浴して早めに寝る
- 寝苦しい時は氷枕で頭を冷やす
- 室内外の温度差を4度以内に(温度差が5度以上になると自律神経が乱れやすくなる)
- 寝る時は1~2時間のタイマー設定で室温を28度くらいに設定する
- 寝る前にパソコン、スマートフォンなどの青い光を見ない
まとめ
色々列挙してみましたが、要するに夏バテの対策としては「食事」「運動」「睡眠」の3つがポイントです。 今年の夏も無事に乗り切れるように早めの対策を心がけていきます。