メタルギアソリッドシリーズ小島秀夫監督の最新作DEATH STRANDINGの東京ゲームショウセッション動画を見た。

こんにちは、寝てタイガーです。

東京ゲームショウにて、メタルギアソリッドシリーズで有名な小島秀夫監督の最新タイトル「DEATH STRANDING」の作品内容、ゲームプレイが監督本人の口から説明されました。

youtubeで見ましたが、今までにない独特なゲームになっているようです。

DEATH STRANDINGこれまでの発表トレーラー

DEATH STRANDINGは2019年11月8日(金)に発売されるPS4の新作タイトルです。

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これまでにもいくつかのトレーラーが発表されていました。

小島プロダクションyoutubeチャンネルを見てみると一番古いトレーラーは2016年のE3で発表されたこのトレーラーでした。

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装置の中に入っている赤ちゃんと最後に登場するキャラクターが印象的です。

このキャラクターの音声とモーションキャプチャーを担当しているのがマッツ・ミケルセンさんです。

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2017年発表のトレーラー。

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2018年発表のトレーラー。

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2019年発売日告知トレーラー。

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今年にはっていから各キャラクター紹介トレーラーも発表になりました。

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東京ゲームショウの動画を見てからトレーラーを見返すと改めて意味が分かる内容もあります。

東京ゲームショウのゲームプレイセッション

これまでいくつかのトレーラーが発表されゲームのストーリーが気になるところでしたが、 東京ゲームショウで監督自らゲームプレイセッションの解説を行っていました。

2日間にわたったセッションの動画です。

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Day1はフィールドでのゲームプレイでした。 ここで初めてDEATH STRANDINGの基本的なゲームシステムが判明することになります。 このゲームは基本的にサムというキャラクターを操作して荷物を配送するゲームなのですが、ゲーム画面を見る限りプライヤーはずっと一人です。

ただ、この部分がゲームの肝ですが、「1人だけど世界の誰かと繋がっている」というSNSのようなシステムがゲーム内に搭載されています。

例えば、自分が建てた「温泉がここにあるよ」と教える看板が他のプレイヤーにも見えていたり、逆に他の誰かが建てた看板を自分も見ることができる。 自分がフィールドに設置したアイテムは他のプレイヤーも利用することができる。その逆もしかり。

アイテムには各プレイヤーが「いいね」を押すことができます。

他のプレイヤーが通ったルートには足跡が残り、多くの人が通ることでそのルートは道になる。

ゲームの中での自分の行動、その他のプレイヤーの行動が互いに同期されていてゲームプレイに反映されていく。

よく3年でここまでのゲームを作り上げたという驚きしかありません。

Day2はプライベートルームのサムを堪能するという内容でした。

小島監督曰くギャルゲー要素とのことですが、サムがウインクしたり、ビールを飲んだら本数減るし、虫を食べても数が減ってるなどストーリーに直接は関係ないのに、サムの動きがずっとみていて飽きない内容でした。

小島監督も動画の中で話されていますが、「思いやりのある繋がり」を目指してゲームを制作されたようです。

例えば、自分が間違っておいたアイテムが原因で他のプレイヤーが崖から落ちるかもしれないとなると、自分のことだけ感がていれば放っておいていいアイテムも、誰かが間違って解釈しないように回収しておこう、となります。

このゲーム独特の同期システムならではの発想です。

今までのオンラインゲームだと、例えばRPGでパーティーを組む時に各キャラクターがオンラインで繋がっていてチャットでコミュニケーションを取りながらストーリーを進めていきます。

一方で、DEATH STRANDINGの場合、BTと呼ばれる敵キャラとの戦闘でアイテムがなくなった時に応援を要請すると、他のプライヤーがアイテムを恵んでくれたりと間接的なつながりがあることになります。

他のプレイヤーのゲームプレイが反映されるということで、プレイヤーの懸念点としては、「後発で始めたら建物とかアイテムとか乱立していて楽しめないのではないか」という点がありますが、小島監督はその点にも言及しています。

建物は各プレイヤーが建てることができますが、ゲーム内で降る雨はタイムフォールと呼ばれ時間を進める作用があります。

なので、修理をしなければ建てた建造物はなくなっていきます。

またゲーム内ではカイラル通信というネットワークで各拠点を接続していくことになりますが、あくまで各拠点には自分が操作している主人公が接続をしにいき、接続してはじめてそのエリアの他のプレイヤーの情報同期(アイテム、建造物など)がされるとのことでした。

つまり、分断されたアメリカ大陸を横断してカイラル通信を北米大陸に繋いでいくという意味での「接続」と自分が操作する主人公と他のプレイヤーが操作する主人公の情報が同期されるという意味での「接続」としてゲーム内でのカイラル通信は2つの意味を持っていることになります。

正直、このゲームが世に出てどのような反響で迎えられるのか想像もつきません。

ただ、圧倒的に楽しみです。