世界地図ワールド・ヒストリカル・アトラスで歴史の勉強。
こんにちは、寝てタイガーです。
twitterで「ワールド・ヒストリカル・アトラス」の存在を知りました。
世界地図上で紀元前4000年から現代までの歴史を1年刻みで表示が可能です。
ダウンロードしてみましたが、うまく動かずに試行錯誤しました。
ダウンロードしたがうまく動かない
「ワールドヒストリカルアトラス」で検索すると、ブラウザ版のダウンロードサイトが出てきます。
ダウンロードのリンクをクリックして早速ダウンロードしてみます。
ダウンロードしたzipファイルを解凍すると中にindex.htmlがあるのでクリックすると起動するはずだったのですが・・・。
こんな表示になってしまい、うまく起動しません。
GOM Playerを使うと起動する、という記事もありましたが、
余計なソフトをダウンロードしたくないので別の手段を探します。
探してみると、何とサーバにアップロードしている方を発見。
こちらは正常に動作します。
ありがとうございます!
起動画面はこちら。
操作方法
- 左上の日本地図と世界地図の目盛りで拡大縮小
- 日本語、英語、中国語の言語切り替えが可能
- 右上が年代
- 左下の再生ボタンを押すと歴史が進んでいき世界地図の表示が変化していく
- 画面下の年表は任意の箇所をクリックすると、その年代の世界地図が表示される
- 1年ごとの表示切り替えはキーボードの+/-で操作可能(+はShiftキーを押しながら)
その時歴史が動いた
この時に他の国はこんな風になってたよ、とまとめている方の記事です。
地図をズームすると、その国の統治者を表示することもできるので歴史の勉強にはもってこいかと思います。
特に大陸の勢力図がものすごい勢いで書き変わっていく様を見るのは面白いです。
歴史全く詳しくないのですが、ワールド・ヒストリカル・アトラスだけを見た感想です。
紀元前700年頃からエジプト、メソポタミア、中国あたりがわちゃわちゃしてくる
一番最初に「お、この国領土結構領土広げてるなー」と思ったのはペルシャ帝国。ダレイオス1世の時代。
画像を見ると、ペルシャ帝国の左上に緑の領地で小さく「マケドニア」があります。
これが・・・。
アレクサンドロス3世の時代になると、こうなります。
あんなに小さい国だったのに。
よく見ると左上には「ローマ共和国」が。まだまだ小さいです。
ローマが勢力拡大
ローマが勢力を拡大している時期は中国も、インドも、中東も勢力が様々です。 中国には「呉越同舟」の「呉」と「越」が。
その時にメキシコあたりには「マヤ文明」。 マヤ文明は名前だけは聞くことがありますが、ローマと同じ時代だったんですね。
その後はしばらくローマじわじわ勢力拡大と、中国王朝入れ替わり時代です。
ローマ帝国が拡大しきったあたりから勢力図がしばらく動かなくなります。
中国に曹操が。三国志の時代へ
動かないなーと思っていた中国の勢力図に変化が。曹操、孫権、劉備など三国志の 登場人物の名前が出てきます。
中国は統一王朝「晋」の時代へ。
突如現れるフン族、そして突如消えていくフン族
フン族のアッティラは「歴史上最も凶悪な男」と評価する方もいるようです。 当時のローマ帝国の人にとっては脅威だったことでしょう。
452年の画像。
その翌年453年の画像。見事にフン族消滅。
倭から日本になった時の世界情勢
唐が勢力拡大。中東ではウマイヤ朝・アッバース朝が拡大。
東ローマ帝国はしぶとく生き残っています。
一時勢力拡大した唐、アッバース朝が衰えてくると小国がぐちゃぐちゃしてきます。
神聖ローマ帝国の時代に、まだ東ローマ帝国って残っていたんですね。
元寇の元。
このあたりになると段々と歴史の教科書の内容を思い出してきます。
織田信長の時の世界情勢
南北アメリカ大陸の植民地化が進んでいきます。
アメリカ建国時の世界情勢
世界地図から白紙が消える
小さい島国は確認していませんが、南北アメリカ大陸が染まり、その後オーストラリア、アフリカなど一通り大きな大陸は何色かに染まったのを確認できたのは、1932年(昭和7年)でした。
まとめ
文明発祥の地はやはり国の勢力争いが激しいです。 歴史を時間軸通りに見ていくと期間の差はあるものの小国多数→大帝国→小国多数・・・の順番で歴史がある程度 繰り返していることが確認できました。 特定の国のことだけでなく、その時に他の国がどのくらいの勢力を持っていたかなどマクロとミクロを行き来しながら 歴史を学べるともっと楽しく学べる気がしました。