マイナンバーカードって住民票を取得する時とか結構便利だと思うのだが。

f:id:eclipse0041taka:20190805213734p:plain

こんにちは、寝てタイガーです。

マイナンバーカードを持っています。

税金を投入して制度としてつくったものの、そこまで普及するには至らず、巷では「税金の無駄だ」と言われがちです。

発行する義務はないので、必要ないと思う人は申請しなければいいと思うのですが、私がマイナンバーカードを発行した理由は・・・。

住民票の発行や金融機関などでマイナンバー申請の手続きが面倒くさいから、です。

よい機会なのでマイナンバーカードについて調べました。

マイナンバーカードでできること

マイナンバーできることはざっくり説明すると以下の4つです。

公的な身分証明書として

顔写真付きの公的な身分証明書として、運転免許証と同じく、官民問わず(口座開設、レンタルビデオ店会員登録、郵便局での郵便物受取など)利用可能。(免許を返納しても、身分証明はこれでOK)

マイナンバーの提示が1枚で

年金や税などの手続きでマイナンバーを求められても、これ1枚でOK。

コンビニで住民票などの証明書を取得

住民票や印鑑証明、戸籍などの証明書が、カードをもらった日から全国どこのコンビニでも、窓口に比べお得に取得可能。

行政手続きや民間サービスの電子申請に

確定申告などがインターネットからできるように。民間サービスでも証券口座の開設や住宅ローンの締結で利用されている。

コンビニで住民票を取得する流れ

私がマイナンバーカードを持つ最大の理由はこれです。

引越しや各種金融機関口座開設の際の申込などで住民票を提出する機会があると思います。 通常住民票を発行する際は自分が住んでいく地区の役所か出張所に行って発行手続きを行います。 平日は仕事に行けない人が大半で土日に役所に行く方も多いと思いますが、役所によっては第2、4土曜日しか窓口が開いてないなど中々不便です。 しかも土日に役所に行ったら行ったで非常に混雑することが多いです。 住民票1枚のために行列に並んで時間を費やすくらいなら、普及率がどれだけ低かろうと、マイナンバーカードを発行して最寄りのコンビニで住民票を発行した方がストレスがないと考えました。 実際にマイナンバーカードを発行してからコンビニで住民票を発行してみましたが、簡単すぎて今まで役所に行っていた手間は何だったのかと思いました。 役所の閉庁時間も使えるのは便利です。

マイナンバーカードを使ってコンビニ(セブンイレブン)で住民票を発行する手続きは以下の記事にまとめられています。

magazine.colorfulbrick.com

マイナンバーカードの普及率と制度維持の費用

マイナンバーカードの普及率は2019年3月の東京新聞によると12.8%だそうです。

www.tokyo-np.co.jp

色々と便利な機能を追加して普及率を上げようと頑張っているようですが、中々あがりません。

マイナンバー制度はシステム構築費などの初期費用2700億円に加え、運用開始後も維持費などで年300億円程度が必要といわれているようです。

これだけ見ると、「国民の税金を全く普及しない制度を構築するのに無駄づかいしてけしからん」となります。

また、2018年に国税局からデータ入力を委託されていた業者が契約に反して別業者に再委託し、マイナンバーなど個人情報が含まれる約70万件の書類を流していたと発表された事件もあいまってマイナンバー制度の評判は非常に悪いです。

税金で作られたものは自分のために使い倒す

そんな評判の悪いマイナンバーカードですが、やはり使う理由は「役所に行く面倒くささ」をなくしたいからです。 今後何らかの手段によって国民にマイナンバーカード所持を強制しない限り、普及率が上がることはないでしょう。もしかすると万が一普及率が低すぎて制度自体がなくなることもあるかもしれません。それでも私は住民票はマイナンバーカードを使って発行します。 役所行くの面倒くさいからです。 情報漏洩の危険がある?生活している以上はなんらかのサービスは利用しており、そのためには自分の個人情報を登録しています。わざわざ怪しいサイトに個人情報を登録する必要はありませんが、サイバー攻撃の技術も発達しているので100%安全である場所などないと思います。どのサイトでも起こりうる情報漏洩のリスクを恐れて便利なものを使わないのはもったいないです。 自分たちが払っている税金で作られた制度ならば、せっかくだから使い倒してやろう、という心境です。使わなかったら払った税金が無駄になります。