セキュリティ業界未経験者の配属初日のPCセットアップ。Actice Directory、タスクバーピン留め編。
こんにちは、寝てタイガーです。
前回のPCセットアップの記事の続きです。
大きな企業だと、認証の仕組みとして「Active Directory」を使用しているのが一般的です。
Active DirectoryがWindows Serverベースのシステムに認証の機能を提供することで以下が可能になります。
- あるデータにアクセス可能な人なのかを確認する
- 認証した上でアクセスできる範囲「ドメイン」を設定することで、そのドメインに参加しているサーバ上のデータにアクセスする際には、何度もユーザ名とパスワードを入力しなくてよい
一般的な企業の社内システムには、会社の人間であれば誰でもアクセス可能なデータもあれば、一部の人にしかアクセスできないデータもある。この一部の人にしかアクセスできないデータに、誰でも勝手にアクセスできてしまっては困るだろう。 そこで、アクセス可能な人かどうかを判断するため、「あなたは誰?」ということを確認する仕組みが必要になる。この「あなたは誰?」を確認する仕組みを「認証」と呼び、Windows Serverベースのシステムに認証の機能を提供するのが“Active Directory”となる。Active Directoryでは、基本的に“ユーザー名”と“パスワード”で「あなたは誰?」を確認している
Active Directoryは「AD」と略されることが多く、PCのセットアップの際に「ADパスワード」というキーワードが出てきたら、このActive Directoryのパスワードを意味しています。
自分が配属になった部署のリソースにアクセスするためには、配属部署のドメインに参加しなければなりません。
職場環境にもよると思いますが、Windows7のサポートが2020年1月14に切れることで、 今後は段々とWindows10への移行が進んでいきます。
なので、今までWindows10を触ったことがない方は、一度触っておいた方がいいかと。
設定変更の際のUIなど結構Windows7から変更になっています。
Windows10では、スタートメニューから歯車アイコンの「設定」に進んで各種設定値を変更したり、 アプリをタスクバーに追加することができます。
Windows7以前のスタートメニューに慣れ親しんでいる人も使い始めると最初戸惑うと思うので、 職場の研修期間か、自宅PCでWindows10を用意できるのであれば、色々いじって 「どの機能がどこにいくと操作できるのか」は掴んでおくと楽です。
例えば、おなじみの「コントロールパネル」ですが、Windows10だと一見どこにあるのか分かりづらいです。
スタートをクリックしてW欄の「Windowsシステムツール」の下にあります。
コントロールパネルから設定を変更する際に、いちいちスタートメニューからコントロールパネルを起動するのは面倒くさいので、最初の段階でコントロールパネルはタスクバーにピン留めしておきましょう。
Windows 10でよく使うアプリをタスクバーに表示(ピン留め)させる方法
セットアップが終わった後にOffice 365のインストールもすると思いますが、業務での使用頻度が高いアプリケーションはタスクバーにピン留めしておくと 便利です。 タスクバーにピン留めしておけば、直接タスクバーからダブルクリックで起動することもできますし、Windows+数字(アプリケーションがタスクバーの左から数えて何番目にいるか)のショートカットで 一発起動することもできます。
ブラウザ(IE Edge,Google Chrome)
Office 365(Excel,Word,PowerPoint,Outlook,Teams)
その他(コントロールパネル、メモ帳、電卓)
このあたりをタスクバーにピン留めしておきましょう。
今回はここまでです。